星を食べているブラックホールが驚くほど詳細に観察された

超巨大ブラックホール(SMBH)が、銀河の中心にあり、一部は非常に活発です。

そして、質量をむさぼり食って、強力なジェットを放出します。

われわれ太陽系の銀河である天の川の中心にあるSMBH(射手座A*)は、幸いなことに他の大多数のブラックホールと同様に、静かな生涯を送ります。

銀河「PGC 043234」の中心部の非常に活発な超大質量ブラックホールに恒星「ASASSN-14li」が吸い込まれ、降着円盤が形成される詳細な過程をジョンズ・ホプキンス大学のJon M. Millerらの研究チームが解明しました。

ブラックホールはその強い重力で物質を引き寄せ吸い込む事は良く知られている。

しかし、ブラックホールは非常に小さな領域なのに対し、引き寄せられる物質は恒星やガス雲など量が多いため、一度にブラックホールに吸い込まれる事は無くブラックホールの周りで渋滞を起こし、ブラックホールの周りで公転する「降着円盤」を生じる。

Jon M. Millerらの研究チームは、超新星全天自動サーベイ (All-Sky Automated Survey for Supernovae・ASAS-SN) のデータから、ブラックホールが恒星を引き寄せ、その潮汐力で破壊した瞬間を2014年11月に発見した。

その後、継続的に観察が行われ、地球から2億9000万光年離れた銀河「PGC 043234」の中心部で「降着円盤」が形成される瞬間が観測されました。

この現象はここ10年で最も地球に近い距離で起こったイベントだそうです。